“死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
58.8%
じに9.2%
しに7.2%
3.6%
3.6%
しん3.4%
2.1%
くたば1.6%
しな1.3%
しぬ1.0%
0.8%
0.7%
なく0.7%
しゝ0.5%
0.5%
ころ0.5%
0.3%
あが0.3%
うせ0.3%
くた0.3%
しの0.3%
まい0.3%
みまか0.3%
しね0.2%
おっこ0.2%
ごねつ0.2%
しす0.2%
すん0.2%
0.2%
まか0.2%
まかれるひと0.2%
めえ0.2%
0.2%
シニワ0.2%
デス0.2%
トート0.2%
ミウセ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっそくうちけてかえって、いつか薬売くすりうりからもらいました丸薬がんやくってきて、それをにかかっているわしにのませてやりました。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
(おそらくはのたれじにという終りを告げるのだろう。)そのあわれな最期さいごを今から予想して、この洋杖が傘入の中に立っているとする。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
まア/\死ぬのは何時いつでも死なれるから、わたしも斯うやってお前を助けるからはいざおしになさいと刄物を渡す訳には人情として出来ん
つい先週も、鍛冶屋が一人、焼けておっにましたがね、なかなか立派な腕前の鍛冶屋で、錠前屋の仕事まで心得ておる男でしたがね。
「あの若者わかもの毎日まいにちつっしたきり、ものべずにいる様子ようすだが、あのままいてかつえにになれでもしたら、おてらけがれになる。」
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
ああ嬉しや、私は本望がかなった。貴下に逢えばしんでもい。と握りたる手に力を籠めぬ。何やらん仔細あるべしと、泰助は深切に
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところが所天つれあいくなってからというものは、その男の怨霊おんりょう如何どうかすると現われて、可怖こわい顔をして私をにらみ、今にも私を取殺とりころそうとするのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「へ、へ、へ、へ、どんなものだ。その煙りを嗅いだが最後、手前の鼻はもげっちまうぜ。気息を抑える発臭剤! 可哀そうだなあ、くたばれ死れ!」
柳営秘録かつえ蔵 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
けれども彼等はしなない。判決の変改は出来なくとも、その効果は或る方法によつては動かし得ないでもない。或方法……或方法……。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
何と思わ無くとも分ッて居ます、甥の畜生が伯父のしぬるのを待兼て早く其身代を自分の物にする気になり殺したに極て居ます
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
それまでにぜひとも壊血病くずれになるつもりで、ちた海鴨とロッペンの卵のほかは喰うまいとかくごをきめたのでございます。
海豹島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ここにそのみめ須世理毘賣すせりびめは、はふりもの一〇を持ちて哭きつつ來まし、その父の大神は、すでにせぬと思ほして、その野に出でたたしき。
「ほんにおめえもおしなさんになくならつたのが不運くされだつけのさな、そんだがおめえ長命ながいきしたゞけええんだよ」ばあさん口々くちぐちなぐさめつゝいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
見合せ一せいさけんで肩先より乳の下まで一刀に切放せば茂助はウンとばかりに其儘そのまゝしゝたる處へ以前の曲者くせもの石塔せきたふかげよりあらはれ出るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
こないだの山崩れでころッとてしもたもんやおもて、もういっぺんベンゲットへ帰ろやないか。ここで逃げ出してしもてやな、工事が失敗すかたんになって見イ、死んだ連中が浮かばれん。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
その彫刻の美が柩の中の、堅い床の上にある。(間)女よお前は俺に問うか、「語れ公子を殺せし毒と」(銀の竪琴を見て)毒は白銀の弦より流れ、あふれて彼をころしたのだ。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それが、近ごろねまして、ちょっとまとまったものを貰ったから、それを資本もとでにここで開店いたしましたこの居酒屋、チチン。
自殺者の眼のやうに、あがつてござるお月樣
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
切めてはがいを加へ參らせじとのすさび、憎くき奴とは思し給ふとも、うせたる後は吊らはせ給へとて、眞心よりの涙に詞はふるへて、たゝみにつきたる手をあげも得せず、恐れいりたる躰
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
洩らす者は、肉親といえども許されない! 洩らしたな浪江! 聞いたな茅野雄! ……娘ではないぞ! 甥でもない! 教法の敵だ! おのれ許そうか! ……生かしては置けぬ! 犬のようにくたばれ!
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
死んで暗い道をひとりでとぼとぼ辿たどって行きながら思わず『マサカしのうとは思わなかった!』と叫びました。全くです、全く僕は叫びました。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
まるで順番のようにばったばったと他愛なくまいる。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
哀しきかも我が父、痛ましきかも我が母、一身死に向ふ途をうれへず、唯二親世にいます苦を悲しぶ。今日長く別れなば、何れの世にかることを得む。すなはち歌六首を作りてみまかりぬ。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
かりそめにもぬしある人のものから艶書を持って来て返事をやるような文治と心得てるか、なんの為に文治の所へ来て居る、わりゃア畳の上じゃアしねねえから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
精もこんも吟味の練磨れんまに打ちこんで、こうも身を痩せさせているのは、しゃれや冗談でやっているのではありません。多寡がおっこちた鶴一羽。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「ざま見よ、気味が宜いな。貴様の阿母おつかあごねつたがいや、やあい、親なしい!」
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
「性蓮院妙相日縁信女、父本皓、母渋江氏、安永あんえい六年丁酉ていゆう五月三日しす、享年十九、俗名千代、作臨終歌曰りんじゅううたをつくりていわく云々うんぬんとしてあるのは、登勢の生んだ本皓のむすめである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
むかすの間貫一はすんですもうとる」
はい、旦那さま、一年のうちに女房かかあと、娘と、男の子を二人られました。
幻想 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
辛未かのとひつじ、皇太子、使をまたして飢者を視しむ。使者かへり来て曰く、飢者既にまかりぬ。ここに皇太子おほいこれを悲しみ、則ちりて以て当処そのところほふりをさめしむ。つかつきかたむ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
世の人いけるを以てまかれるひとに誤つことを惡む、此れ其のことのもとなり
支那歴史的思想の起源 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
「現場に血が飛んでねえのはめえってる奴を斬った証拠。」
トリツク怒濤ドトウジツタノシキ小波サザナミ、スベテ、コレ、ワガイノチ、シバラクモビテミタイ下心シタゴコロ所為ショイ東京トウキョウノオリンピックテカラニタイ、読者ドクシャソウカトカルクウナズキ、フカキトガメダテ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
私が死日シヌルヒハ天下大変にて生ておりてもやくにたゝず、おろママともたゝぬよふニならねバ、中〻こすいいやなやつでシニワハせぬ。
これはスコットランドでは「デス」を意味するものである。——少なくともわが機関長は私にむかってそう語った。
シュルドトート。それはハイデッガーによれば存在の原型を構成するとしもいわれる。
われ共追い下りなば、汝待ち取れ、若し待ち取らずば、必ず汝を殺さんと云いて、猪に似た大石を、火もて焼きて転ばし落しき。カレ追い下り取る時に、其石に焼著ヤキツカえてミウセ給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)