“死(う)” の例文
ここにその妻(みめ)須世理毘賣(すせりびめ)は、喪(はふり)つ具(もの)一〇を持ちて哭きつつ來まし、その父の大神は、すでに死(う)せぬと思ほして、その野に出でたたしき。
死(う)せて又生くと思ひぬ、——夢なりき、夜(よる)の神壇
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
小山なす屍(かばね)の下(もと)に、身動(みじろぎ)もえならで死(う)する
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
立ちながらに埋みしかば、腰を埋む時に到りて、二つの目、走り拔けて死(う)せたまひき。
小山なす屍(かばね)の下(もと)に、身動(みじろぎ)もえならで死(う)する
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
ここに追ひ下し取る時に、すなはちその石に燒き著(つ)かえて死(う)せたまひき。