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死損
ふりがな文庫
“死損”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しにそこ
20.0%
しにそこね
20.0%
しにぞくな
20.0%
しにぞこな
20.0%
しにぞん
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しにそこ
(逆引き)
「この藪医者。貴様のお蔭で俺は
死損
(
しにそこ
)
のうたぞ。地獄か極楽へ行くつもりで、香奠を皆飲んで
終
(
しも
)
うた人間が、この世に生き返ったらドウすればええのじゃ」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
死損(しにそこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しにそこね
(逆引き)
「神鹿の
死損
(
しにそこね
)
てこの事や」
傾城買虎之巻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
死損(しにそこね)の例文をもっと
(1作品)
見る
しにぞくな
(逆引き)
死を決する勇気が無いので活きてゐたやうなものだ! 活きてゐたのではない、
死損
(
しにぞくな
)
つてゐたのだ‼
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
死損(しにぞくな)の例文をもっと
(1作品)
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しにぞこな
(逆引き)
「とりあげ」に来たなどという事なんだ。世の中には、随分、
娑婆塞
(
しゃばふさ
)
げな、
死損
(
しにぞこな
)
いな
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
死損(しにぞこな)の例文をもっと
(1作品)
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しにぞん
(逆引き)
扨又越前守殿は久兵衞に向はれ
只今
(
たゞいま
)
汝が云處一應
道理
(
もつとも
)
の樣に聞ゆれども
云
(
いは
)
ば無證據にして文右衞門が
誠
(
まこと
)
の盜賊とも定め難し
渠
(
かれ
)
全く盜まぬ時は其方の
云懸
(
いひがか
)
りと云ふ者にして無體の惡口に及びし上は文右衞門に切殺されぬが
先
(
まづ
)
は仕合せ
其節
(
そのせつ
)
殺
(
ころ
)
されなば
死損
(
しにぞん
)
なり
併
(
しか
)
し又盜みたる金と極めたる
印
(
しるし
)
にてもあるにや質物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
死損(しにぞん)の例文をもっと
(1作品)
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死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
“死損”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
作者不詳
直木三十五
夢野久作
泉鏡花