“死様”のいろいろな読み方と例文
旧字:死樣
読み方割合
しにざま62.5%
しによう33.3%
しにやう4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気の小さな浅之丞は、死様しにざまのむごたらしさをひどく気に病むでゐたが、そのあくる日から自分の腹のなかで猫の啼き声がすると言ひ出した。
もと/\お前の為に家出をしてこんな死様しにようをしたのだからお前何卒どうぞお線香の一本も上げて回向をしてやっておくれ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
はや浅ましき死様しにやうは知れたる事に候へば、外に私の願のさはりとも相成不申あひなりまをさずやと、始終心に懸り居り申候まをしさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)