“障”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さわ64.7%
さは12.5%
6.0%
さまた2.6%
さえぎ2.2%
さや1.7%
さはり1.7%
さわり1.4%
さへぎ0.7%
ざわ0.7%
サハ0.7%
さえ0.5%
ささ0.5%
しやう0.5%
0.2%
こた0.2%
さそ0.2%
さはら0.2%
さへ0.2%
さまたげ0.2%
さわっ0.2%
さゝ0.2%
さゝはり0.2%
ざい0.2%
ざは0.2%
せう0.2%
ついたて0.2%
つか0.2%
となり0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海苔巻なら身体りゃしないよ。折角姉さんが健ちゃんに御馳走しようと思って取ったんだから、是非食べて御くれな。かい」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「父親が殺されたといふのに、何事も隱し立てをしてはいけない、——下手人を逃がすやうな事があつては、冥土りにもならう」
彼は宵のユスリの旨く行かなんだを猶だ気にえて居るのか、顔の柔和さに比べては何となく不機嫌である、話に釣り込れようとはせぬ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
蓮如『は、は、は、は、まあ、そう恥しがらんでもよい。恋も因縁ずく。勧めもせられん代りにげもせられん。ただ忘れてならぬのは六字の名号じゃぞよ』
取返し物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
霧が物をる事は東西を通じて詩にも歌にもいろいろに云い現されているが、ある学者は霧が視界を障ぎる距離を詳しく調べてみた。
歳時記新註 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
る」は、障礙のことで、「百日しも行かぬ松浦路今日行きて明日は来なむを何かれる」(巻五・八七〇)にも用例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
これは「」の用例に本づく説であるが、「りあらめやも」、「り多み」、「ることなく」等だけにるとそうなるかも知れないが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
三十日に大暴風で阪の下に半日留められた外は、道中なんのもなく、二人は七月十一日の夜品川に着いた。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
甲子太郎は平次の言葉をつて、以ての外の首を振るのです。有峰杉之助が評判の良い浪人とは聽きましたが、甲子太郎までう言はうとは思ひも寄らなつたのです。
「まずその女を、いたらよろしかろう。眼りだ! その騒々しい女を、曳く所へ曳きたまえ、ゴンザレツ、そこの扉をあけえ!」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
見るものるもの、彼の心をつかせる種にならぬものはなかつた。淡海公の、小百年前に實行して居る事に、今はじめて自分の心づいたましさが、憤らずに居られなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
が外は暗澹たる雪模様の空、庭の電灯も明々と照された四方には、眼をぎるものもありません。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
余りいつまでも打たれているえることの出来ない勃然として骨々節々の中から起って来たので、もうこれまでと源三は抵抗しようとしかけた時
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
やがて台所づけましたさんはかしてある子子をちよつとてくると、またへはいつて※て、くにきよせた電燈の下で針仕事にとりかゝつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
B○……海路に出でゝ、惶八神の渡りは、吹く風ものどには吹かず、立つ浪もおほには立たず、波の立ちふ道を……(同巻十三)
土器色になった、お祖母さんの時代に買ったのを取出してチョク/\しめるんでしょう、実に面白うげす……此のころ餅が旨いからは七つ食べましたら少し溜飲えました
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
国威の拡張をふる事、決して浅少にあらざるをや、速やかに眼前に横たはるの蠧賊を除き、士風の萎靡を振ひ、社会の昏夢を警醒せんと欲し、斬奸の策を決行す。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
よりみの毛をす、熊又まへにすゝむ。又さはり又すゝんで熊には穴の口にいたる。これをかまへたる猟師ども手練槍尖にかけて突留る。一槍ときは熊の一掻に一ふ。
お葉は激しく手を振つて、平次の言葉をぎりました。ズルズルと平次の論告に引入れられるのが恐ろしかつたのです。
座頭むくと起直つて、て、道端にあつて往来なりと、二三十ばかりにてもかしがたき大石をかけ、やつといふて引起し、よりくさしげ、谷底投落す。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
幕府の奴の如何にも無気力不人情と云うことがたので、ソコでどうでもうでも助けてろうと駈廻わりましたが、その、毎度妻と話をして今でも覚えて居ます、私の申すに
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
丸山作楽君が君主専制の東洋風に随喜の涙を流されし時代もありき、如此に我日本の学者、老人、慷慨家、政治家、宗教家達は、我文明の余りに疾歩するを憂へて、幾たびか之をへんとし
なやまされ、かつはたれつゝ、我わが導者に從ひて多き道を歩み、正しき刑罰を憐みゐたるに 四—六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あに、はい、墓さ苞入に及ぶもんか、手間だ。また誰も見ていねえで、構いごとねえだ、といての。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
文中見るところの目りな田舍訛、例之「なけらねばならぬ」「好きからに筆を執つて」などと云ふのを見ると、頭腦ばかりでなく起居動作も粗野な人間なのだらうと思ふけれど
起きあがつて見ると、ころぶときに地べたにいたらしく、右の掌にがついてゐた。その他は別もなかつた。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
女はまたをよせての塵を払って、羅に寝よと勧めて
翩翩 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
その傍に長くなって、ときどきえながら講談本を声高らかに読み上げるのが、閑の日の勘弁勘次の仕事でもあった。
トお種さんが、のお三輪にもしたそうに
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)