“針仕事”の読み方と例文
読み方割合
はりしごと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖母おばあさんや伯母をばさんが針仕事はりしごとをひろげるのもその部屋へやでしたし、とうさんが武者繪むしやゑ敷寫しきうつしなどをしてあそぶのもその部屋へやでしたし
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたしは、このうちまえをこれまでたびたびとおって、おばあさんが、まどした針仕事はりしごとをなさっているのをっています。」と、少女しょうじょこたえました。
月夜と眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
住居すまゐ其処等そこら散歩さんぽをする、……ほこらいへにはおうら留主るすをして、がために燈火ともしびのもとで針仕事はりしごとでもるやうな、つひしたたのしい心地こゝちがする。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)