“住居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すまい68.4%
ずまい11.6%
すまひ9.2%
すまゐ5.4%
じゅうきょ0.9%
ずまゐ0.9%
すま0.7%
うち0.5%
ぢうきよ0.4%
いえ0.4%
じうきよ0.4%
ずまひ0.4%
ぢゆうきよ0.4%
じゆうきよ0.2%
やしき0.2%
アパート0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
網代(あじろ)の漁をする場所に近い川のそばで、静かな山里の住居(すまい)をお求めになることには適せぬところもあるがしかたのない御事であった。
源氏物語:47 橋姫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ともかくその村落都邑の場末の空地にでも小屋住居(ずまい)をして、土着の人々に仕事をさせてもらって、生活せねばならぬことになります。
斯う声を掛けて、敬之進の住居(すまひ)を訪れたのは銀之助である。友達思ひの銀之助は心配し乍ら、丑松の後を追つて尋ねて来たのであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
で、百人長(ソートニック)は若い後妻を新らしい住居(すまゐ)へ迎へたのさ。その新妻は美人だつた。白い生地へ紅を溶かしこんだやうな瑞々しい女だつた。
新(あた)しい住居(じゅうきょ)に移(うつ)ってから一年(ねん)とも経(た)たない中(うち)に、私(わたくし)はせめてもの心遣(こころや)りなる、あのお墓参(はかまい)りさえもできないまでに、よくよく憔悴(やみほう)けて了(しま)いました。
そんな処(ところ)に近い※クトル・マツセ町(まち)の下宿住居(ずまゐ)が、東京にも見られない程静かな清清(せいせい)した処(ところ)だとは自分も来る迄は想像しなかつたのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
例の小路(こうじ)を二三度曲折して、須永の住居(すま)っている通りの角まで来ると、彼より先に一人の女が須永の門を潜(くぐ)った。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから村長は村役人をつれて助役の住居(うち)へと出かけた。その後ろからは、まるで蒸汽船のやうに煙草の煙を吐きながら、蒸溜人(こして)がついて行つた。
一軒(けん)にて住居(ぢうきよ)なし此近邊(このきんぺん)の大身代(おほしんだい)なり主は入聟(いりむこ)にて庄(しやう)三郎と云今年(ことし)六十歳(さい)妻(つま)は此家の娘(むすめ)にて名をお常(つね)と呼(よ)び四十歳(さい)なれども生得(しやうとく)派手(はで)なる事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今のように富限者(ふげんしゃ)が、山の手や郊外に土地をもっても、そこを住居(いえ)にしていなかったので、蔵と蔵との間へ茶庭をつくり、数寄(すき)をこらす風流を楽しんでいた。
我(わ)が品川(しながは)の住居(じうきよ)から遠(とほ)くもあらぬ桐(きり)ヶ谷(や)の村(むら)、其所(そこ)に在(あ)る氷川神社(ひがはじんじや)の境内(けいだい)に、瀧(たき)と名(な)に呼(よ)ぶも如何(いかゞ)であるが、一日(にち)の暑(しよ)を避(さ)けるに適(てき)して居(ゐ)る靜地(せいち)に、清水(しみづ)の人造瀧(じんざうたき)が懸(かゝ)つて居(ゐ)るので
宗助(そうすけ)と御米(およね)は一週(しう)ばかり宿屋(やどや)住居(ずまひ)をして、夫(それ)から今(いま)の所(ところ)に引(ひ)き移(うつ)つた。其時(そのとき)は叔父(をぢ)夫婦(ふうふ)が色々(いろ/\)世話(せわ)を燒(や)いて呉(く)れた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
山家(さんか)は住居(ぢゆうきよ)もこゝかしこはなれあるものゆゑ、これらの事をしるものもなかりけり。
それで、その當時(とうじ)の人(ひと)が住居(じゆうきよ)した跡(あと)が海岸(かいがん)附近(ふきん)に遺(のこ)つてゐて、かれ等(ら)が食(く)つてすてた貝殼(かひがら)や、魚(さかな)や獸(けだもの)の骨(ほね)などがたまつてゐる所(ところ)があります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
その時分(じぶん)の鎌倉(かまくら)は武家(ぶけ)の住居(やしき)の建(た)ち並(なら)んだ、物静(ものしず)かな、そして何(なに)やら無骨(ぶこつ)な市街(まち)で、商家(しょうか)と言(い)っても、品物(しなもの)は皆(みな)奥深(おくふか)く仕舞(しま)い込(こ)んでありました。
もっとも、スヴィドリガイロフの部屋が、ほとんど人の住んでいない二つの住居(アパート)に両方から挟まれているのに、ちょっと気がついたにはついた。