“清水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しみず38.1%
きよみず25.6%
しみづ16.9%
きよみづ6.3%
せいすい6.3%
しょうず3.1%
せいすゐ1.3%
ショウズ0.6%
しやうづ0.6%
せみど0.6%
ショーズ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
純粋無垢むくな鏡のごとき青年、澄徹ちょうてつ清水しみずのごとき学生! それは神武以来任侠の熱血をもって名ある関東男児のとうとき伝統である。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
私は毎日のように夕方になるとこの町に最後の別れをするために、清水きよみず辺りから阿弥陀あみだみねへかけての東山ひがしやまの高見へ上っていました。
蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ (新字新仮名) / 河井寛次郎(著)
静かな山のかげの、こけのついた石を伝つて流れる清水しみづのやうに、わたしは澄んで音も立てずに暮してゐます、といふ意味である。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
立出三條の龜屋と云る旅籠屋はたごや宿やどりしに當所は大坂と違ひ名所古跡も多く名にし平安城へいあんじやうの地なれば賑しきこと大方なら祇園ぎをん清水きよみづ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
頭の中に籠ツてゐた夜の温籠ぬくもりを、すツかり清水せいすいまして了ツた、さて長火鉢ながひばちの前にすはると、恰で生まれ變ツたやうな心地だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
猫又谷を上りて清水しょうず岳に出るもよし、更に上流鐘釣かねつり温泉を経て、祖母谷ばばだに温泉に至り、祖母谷を遡り、支流中ノ谷を上りて清水岳に出るもよい。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
〔譯〕濁水だくすゐも亦水なり、一ちようすれば則ち清水せいすゐとなる。客氣きやくきも亦氣なり、一てんすれば則ち正氣せいきとなる。きやくふの工夫は、只是れ己に克つなり、只是れ禮にかへるなり。
そこは大蓮華山が西方の一脚、清水ショウズの尾根、二千五百何十メートルの一点だ。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
清水しみづ清水しやうづ。——かつら清水しやうづ手拭てぬぐひひろた、とうたふ。山中やまなか湯女ゆな後朝きぬ/″\なまめかし。清水しやうづまできやくおくりたるもののよし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
青柳のはらろ川門かはとに汝を待つと清水せみどは汲まず立所たちどならすも (同・三五四六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
其処の、此方から入ると入口に、清水ショーズがある。大きなけやきや藤のからみついた古木のとりかこんだ一隅の地面から清水が湧き出して来る。其を広く石でかこった場所なのである。