“東山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひがしやま71.4%
とうざん17.1%
とうさん11.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は毎日のように夕方になるとこの町に最後の別れをするために、清水きよみず辺りから阿弥陀あみだみねへかけての東山ひがしやまの高見へ上っていました。
蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ (新字新仮名) / 河井寛次郎(著)
しかし、再び山へけ入ると、東山とうざん音声おんじょうはバッタリ消えて、かえって反対な西山の一角にチラチラ数知れぬ松明たいまつの火が見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この大戦たいせんに参加したのは九州の諸大名ばかりでない。鎌倉からも出征した、東海東山とうさん中国からも出征した。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)