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『蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ』
ふりがな文庫
『
蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ
(
ちょうがとぶ はっぱがとぶ
)
』
戦争も終りに近づいた頃でありました。東京も大阪も神戸も都市という都市が、大抵やっつけられてしまいまして、やがてはこの京都も、明日ともいわず同じ運命を待つ外ない時でありました。 私は毎日のように夕方になるとこの町に最後の別れをするために、清水 …
著者
河井寛次郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「PHP」1949(昭和24)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
谷
(
だに
)
清水
(
きよみず
)
蛇
(
じゃ
)
一抹
(
いちまつ
)
山桐
(
やまぎり
)
山科
(
やましな
)
峰
(
みね
)
東山
(
ひがしやま
)