“馳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
56.0%
27.8%
はし8.3%
3.7%
かけ2.0%
はせ0.9%
0.6%
はしる0.2%
ぱし0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝は汝の信ずるごとく今地上にあるにあらず、げに己が處を出でゝする電光しといへども汝のこれに歸るに及ばじ。 九一—九三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
四五日すると夫人が来る。そこで今度は二人してまた東西南北をけ廻った揚句のやはりチェイン・ローがいという事になった。
カーライル博物館 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
車はり景は細かく移るごとに、変った岸べの蛍が先刻見た光とはべつなあたらしい光を点じ、そしてその幾つかは舞い上っていた。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
失敗ッた」と口へ出して後悔してせに赤面。「今にお袋が帰ッて来る。『慈母さんこれこれの次第……』失敗ッた、失策ッた」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
彼女はいきなり自動車から引出された男のそばに寄った。そこにぐったり寝て、顳顬に血の塊りをつけた男は木島三郎であった。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
これは水揚せざるどもこゝにあつまりて、川き水をさんとする也。闇夜にてすがたは見えねど、泣叫く或はく、もあはれのありさま也。
横佩墻内に住む限りの者は、男も、女も、の空になつて、洛中洛外をせ求めた。さうしたの多く見出される場処と言ふ場処は、残りなく捜された。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
流年 を嘆く
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
実際僕の空想はどこまでとっるか分らないんだ。
一枚の切符 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
が焼け落ちて、グワラ/\とい音を立てます。逃げ迷ふ女子供の泣きく声やら、せまはる男達の足音、叫び声などワヤ/\ガヤ/\聞えて物凄い有様でした。
拾うた冠 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
筋ばしるやうに、彼の人のからだに、血のけ廻るに似たものが、過ぎた。肱を支へて、上半身が闇の中に起き上つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)