“瓦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわら68.9%
かはら11.9%
グラム11.9%
がわら4.7%
ぐらむ0.5%
0.5%
がはら0.5%
わた0.5%
わはら0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは大正十二年に「たとい玉は砕けても、は砕けない」と云うことを書いた。この確信は今日でも未だに少しも揺がずにいる。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
四谷りへ食料しにて、煮染屋つけて、れた壁泥いのをんで飛込んだが、あての昆布佃煮もない。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それよりも、今日父に五十の輸血をしてあげて、交換にもらった五百円のその現金で買って来た李朝の皿のことで一ぱいでした。
落ちてゆく世界 (新字新仮名) / 久坂葉子(著)
西の屋根の並びの上に、ひと幅日没後の青みを置き残しただけで、満天は、のやうな黒味の奥に浅い紺碧のいろをへ、夏の星が
蝙蝠 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
先ず朝の八時がレグミーゼココア百五十にクリーム五十瓦と、一瓦は日本の二分六厘ばかりだからココア三十七にクリーム十二匁ばかりだ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ついで露天にれんが敷かれた。その部分だけは自動車がちん入しないので危険が少なくなった。が、今度は自動車の客が、雨天の節は雨ざらしにならねばならなかった。
丸の内 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
……ずゐぶん露地入組んだ裏屋だから、る/\、それでも、んできつくと、いたけれども、人氣にない。おなじくけてるのであつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
土地では數代にる家柄で、暖簾の信用も一と通りでなく、代々蓄積した富も、容易ならぬものがあるでせう。
そして兄弟三人は、町のいちばん南にあたる、黄いろなのとつぱなへ、青いの病院を、三つならべて建ててゐて、てんでに白や朱の旗を、風にぱたぱたはせてゐた。
北守将軍と三人兄弟の医者 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)