“瓦町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわらまち76.5%
かはらまち17.6%
かわらちょう5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水戸家のお下屋敷かどから堀川を左に曲がって、瓦町かわらまちからおかへ上がると小梅横町、お賄い方組屋敷までへは二町足らずの近さでした。
右門捕物帖:30 闇男 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
思案橋を渡つて、瓦町かはらまちを西へ進む坂本の跡には、本多、蒲生がまふの外、同心山崎弥四郎、糟谷助蔵かすやすけざう等が切れ/″\に続いた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
一つは本郷追分ほんごうおいわけから谷中やなかまでひと舐めさ、こっちはおめえ小石川から出たやつが上野へぬけてよ、北風になったもんで湯島から筋違橋すじかいばし、向う柳原やなぎわら、浅草は瓦町かわらちょうから茅町かやちょう
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)