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かはらまち
ふりがな文庫
“かはらまち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
瓦町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瓦町
(逆引き)
思案橋を渡つて、
瓦町
(
かはらまち
)
を西へ進む坂本の跡には、本多、
蒲生
(
がまふ
)
の外、同心山崎弥四郎、
糟谷助蔵
(
かすやすけざう
)
等が切れ/″\に続いた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
あたり一面の光景は疲れた母親の眼には
余
(
あま
)
りに色彩が
強烈
(
きやうれつ
)
すぎる
程
(
ほど
)
であつた。お
豊
(
とよ
)
は
渡場
(
わたしば
)
の
方
(
はう
)
へ
下
(
お
)
りかけたけれど、急に
恐
(
おそ
)
るゝ
如
(
ごと
)
く
踵
(
くびす
)
を返して、
金龍山下
(
きんりゆうざんした
)
の
日蔭
(
ひかげ
)
になつた
瓦町
(
かはらまち
)
を急いだ。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「出雲屋さんは一足先へ出ましたが、あとの三人はお
店
(
たな
)
の人達と一緒に、バラバラに出掛けるうち、——私は家から使の者が來て、途中から
瓦町
(
かはらまち
)
まで引返し、四半刻ばかり手間取つて來ると、この始末でございました、へエ——」
銭形平次捕物控:063 花見の仇討
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
人数もぽつ/\
耗
(
へ
)
つて、
本町堺筋
(
ほんまちさかひすぢ
)
では十三四人になつてしまふ。そのうち
瓦町
(
かはらまち
)
と淡路町との間で鉄砲を打ち合ふのを見て、やう/\
堺筋
(
さかひすぢ
)
を北へ、衝突のあつた処に駆け付けたのである。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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