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渡場
ふりがな文庫
“渡場”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わたしば
91.7%
わたし
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしば
(逆引き)
小児心
(
こどもごころ
)
に取って返したのが
丁
(
ちょう
)
ど
幸
(
さいわい
)
と、橋から
渡場
(
わたしば
)
まで
行
(
ゆ
)
く間の、あの、
岩淵
(
いわぶち
)
の岩は、人を隔てる医王山の
一
(
いち
)
の
砦
(
とりで
)
と言っても
可
(
よ
)
い。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
然し
渡場
(
わたしば
)
は
未
(
いま
)
だ
悉
(
こと/″\
)
く東京市中から其の跡を絶つた訳ではない。
両国橋
(
りやうごくばし
)
を
間
(
あひだ
)
にして其の
川上
(
かはかみ
)
に
富士見
(
ふじみ
)
の
渡
(
わたし
)
、その
川下
(
かはしも
)
に
安宅
(
あたけ
)
の
渡
(
わたし
)
が残つてゐる。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
渡場(わたしば)の例文をもっと
(22作品)
見る
わたし
(逆引き)
渡場
(
わたし
)
をかち渡りするは
御法度
(
ごはっと
)
なんでア、何たるワザワグこったべえ、只じゃ済まねえべ、お関所破りと同罪なんでア、早うでんぐり
返
(
けえ
)
りな
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
義民木内宗五郎で有名な甚兵衛の
渡場
(
わたし
)
のある処は、
印西
(
いんせい
)
という処であるが、その印西の渡場から西へ十町ばかり往った処に、
位牌田
(
いはいだ
)
と云う田がある。
位牌田
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
渡場(わたし)の例文をもっと
(2作品)
見る
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“渡場”で始まる語句
渡場守
検索の候補
渡場守
渡船場
渡舟場
渡口場
渡船場中
“渡場”のふりがなが多い著者
永井荷風
三遊亭円朝
作者不詳
中里介山
福沢諭吉
泉鏡花
徳田秋声
田中貢太郎
吉川英治