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わたしば
ふりがな文庫
“わたしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渡場
62.9%
渡船場
14.3%
渡頭
8.6%
渡舟場
5.7%
渡口
2.9%
渡口場
2.9%
渡船塲
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡場
(逆引き)
然し
渡場
(
わたしば
)
は
未
(
いま
)
だ
悉
(
こと/″\
)
く東京市中から其の跡を絶つた訳ではない。
両国橋
(
りやうごくばし
)
を
間
(
あひだ
)
にして其の
川上
(
かはかみ
)
に
富士見
(
ふじみ
)
の
渡
(
わたし
)
、その
川下
(
かはしも
)
に
安宅
(
あたけ
)
の
渡
(
わたし
)
が残つてゐる。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
わたしば(渡場)の例文をもっと
(22作品)
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渡船場
(逆引き)
水が枯れて河原の
広広
(
ひろびろ
)
とした大きな河が来た。勘作はこの河ではないかと思って、
渡船場
(
わたしば
)
におりようとする河土手になった林の中を注意して歩いていた。
ある神主の話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
わたしば(渡船場)の例文をもっと
(5作品)
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渡頭
(逆引き)
道傍に並ぶ柱燈
人造麝香
(
じんぞうじゃこう
)
の広告なりと聞きてはますます嬉しからず。
渡頭
(
わたしば
)
に下り立ちて船に上る。
千住
(
せんじゅ
)
よりの小蒸気けたゝましき笛ならして過ぐれば余波
舷
(
ふなばた
)
をあおる事少時。
半日ある記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
わたしば(渡頭)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
渡舟場
(逆引き)
神田大火の噂——駿河台も焼けたという話——などを小耳にはさんで、不安らしい色を浮かべていた虚無僧も一番あとから
渡舟場
(
わたしば
)
を上がってきた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたしば(渡舟場)の例文をもっと
(2作品)
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渡口
(逆引き)
されど
急流
(
きふりう
)
岩に
激
(
げき
)
して
水勢
(
すゐせい
)
絶急
(
はげしき
)
ところは雪もつもる事あたはず、浪を見る処もあり。
渡口
(
わたしば
)
などは
斧
(
をの
)
にて氷を
砕
(
くだ
)
きてわたせども、
終
(
つひ
)
には
氷
(
こほり
)
厚
(
あつ
)
くなりて力およびがたく、船は
陸
(
をか
)
に
在
(
あ
)
りて人々氷の上を
渉
(
わた
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
わたしば(渡口)の例文をもっと
(1作品)
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渡口場
(逆引き)
問屋場は打出ヶ浜の
渡口場
(
わたしば
)
に近かった。船着きから上がる者、乗る者、ここは旅人の
屯
(
たむろ
)
なので、
草鞋
(
わらじ
)
をひさぐ店もあるし、旅の
垢
(
あか
)
を落したり髪を整える備えもある。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたしば(渡口場)の例文をもっと
(1作品)
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渡船塲
(逆引き)
みのるは白木蓮の花を持つて、吾妻橋の
渡船塲
(
わたしば
)
から船に乘つた。船が岸を離れた時のゆるやかな心の
辷
(
すべ
)
りの感じと一所にみのるの胸には六七年前の追懷の影が射してゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
わたしば(渡船塲)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
わたし
とこう
わたしぐち
とせんば
ととう