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『半日ある記』
ふりがな文庫
『
半日ある記
(
はんにちあるき
)
』
九月二十四日、日曜日、空よく晴れて暑からず寒からず。数学の宿題も午前の中に片付けたれば午後半日は思うまま遊ぶべしと定まれば昼飯待遠し。今日は彼岸にや本堂に人数多集りて和尚の称名の声いつもよりは高らかなるなど寺の内も今日は何となく賑やかなり。 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
其方
(
そちら
)
此方
(
こっち
)
疎
(
まばら
)
雨催
(
あまもよい
)
出
(
い
)
隧道
(
ずいどう
)
床
(
ゆか
)
渡
(
わたし
)
渡頭
(
わたしば
)
漣漪
(
れんい
)
御済
(
おすみ
)
手踊
(
ておどり
)
君美
(
きみとみ
)
集
(
つど
)
蓬々
(
ほうほう
)
魔除
(
まよけ
)
聳
(
そび
)
舷
(
ふなばた
)
芒
(
すすき
)
老若
(
ろうにゃく
)
紡績
(
ぼうせき
)
絡繹
(
らくえき
)
紫苑
(
しおん
)
稲荷
(
いなり
)
簑
(
みの
)
管
(
くだ
)
箒
(
ほうき
)
笑靨
(
えくぼ
)
端艇
(
ボート
)
煙管
(
きせる
)
谷中
(
やなか
)
麩
(
ふ
)
鶏頭
(
けいとう
)
鳶
(
とび
)
霊験
(
れいげん
)
雷門
(
かみなりもん
)
雑鬧
(
ざっとう
)
鐘
(
かね
)
道傍
(
みちばた
)
賤
(
いや
)
芙蓉
(
ふよう
)
覿面
(
てきめん
)
覗
(
のぞ
)
蛆
(
うじ
)
蘆荻
(
ろてき
)
藤袴
(
ふじばかま
)
荷葉
(
かよう
)
苦
(
にが
)
苔
(
こけ
)
千住
(
せんじゅ
)
径
(
みち
)
床几
(
しょうぎ
)
小路
(
こうじ
)
小笹
(
おざさ
)
塔婆
(
とうば
)
堆
(
うずたか
)
囃子
(
はやし
)
吾
(
われ
)
只
(
ただ
)
数多
(
あまた
)
凭
(
もた
)
処々
(
ところどころ
)
八
(
や
)
估
(
う
)
今戸
(
いまど
)
人力
(
じんりき
)
人
(
ひと
)
三囲
(
みめぐり
)
流石
(
さすが
)
稍
(
やや
)
称名
(
しょうみょう
)
短冊
(
たんざく
)
畔
(
ほとり
)
一入
(
ひとしお
)
煙突
(
えんとつ
)
瀟洒
(
しょうしゃ
)
清楚
(
せいそ
)
淵
(
ふち
)
稚
(
おさな
)
水引
(
みずひき
)
欠皿
(
かけざら
)
楽焼
(
らくやき
)
植半
(
うえはん
)
東橋
(
あずまばし
)
束髪
(
そくはつ
)
朴歯
(
ほおば
)
木履
(
ぼくり
)