“隧道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
トンネル72.3%
とんねる12.5%
ずいどう6.3%
すいどう5.4%
すゐだう1.8%
タンネル0.9%
スヰダウ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、駆け出そうとしたのですが、十メートル四方ほどの広間ホールを出て、外へ出る隧道トンネルへかかろうとして立ちすくんでしまったのです。
水中の宮殿 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ほばしらの樣な支柱を水際の崖から隙間もなく並べ立てゝ、其上に停車場は片側乘つて居るのである。停車場の右も左も隧道とんねるになつて居る。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
金谷かなや隧道ずいどう長くて灯をとぼしたる、これは昔蛇の住みし穴かと云いししれ者の事など思い出す。静岡にて乗客多く入れ換りたれど美人らしきは遂に乗らず。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その後、毎年八千メートルから時には一万メートルに及ぶ隧道すいどうが、コンクリートで固めた上に水硬石灰の漆喰工事しっくいこうじを施して作られた。
時ありて出窓でまどの下を過ぐるときは、隧道すゐだうの中を行くが如し。だ黒烟の戸窓とまどより溢れて、壁に沿ひて上るを見るのみ。
最初喧騒テューマルト(Tumult)と書いた紙を被験者に示して、その直後、鉄路(Railroadレイルロード)と耳元でささやくと、その紙片の文字のことを、被験者は隧道タンネルと答えたと云うのですよ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
とゞろきて 隧道スヰダウにこもる弾丸の音 空にひゞきて、射場の暑さ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)