“出窓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でまど87.5%
バルコオネ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二階の出窓でまどにはあざやかに朝日の光が当っている。その向うには三階建の赤煉瓦あかれんがにかすかなこけの生えた、逆光線の家が聳えている。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
時ありて出窓でまどの下を過ぐるときは、隧道すゐだうの中を行くが如し。だ黒烟の戸窓とまどより溢れて、壁に沿ひて上るを見るのみ。
出窓バルコオネには貴き外國人とつくにびと多く並みゐたり。