“ずいどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
隧道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御茶の水上橋に非ずして御茶の水下橋にあり(橋の名のかく名づけられたるなり)下橋を渡りて隧道ずいどうに依りて通ずる幾個の地下国は尽くこれ待合(今の待合とやや性質を異にす)にして、毎家
四百年後の東京 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
新温泉の別荘へ療治に行ったかえりがけ、それが、真夜中、時刻もちょうど丑満うしみつであった、みや神社へ上り口、新温泉は神社の裏山に開けたから、皈りみちの按摩さんには下口になる、隧道ずいどうの中で
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と云うよりむしろ隧道ずいどうなのであった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)