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皈
ふりがな文庫
“皈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かえ
39.1%
かへ
26.1%
もど
8.7%
かへり
8.7%
かへる
4.3%
かえん
4.3%
かへら
4.3%
かへれ
4.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえ
(逆引き)
杖笠を棄てて
彳
(
)
んだ順礼、
道
(
)
しゃの姿に見せる、それとても行くとも
皈
(
)
るともなく
煢然
(
)
として独り
佇
(
)
むばかりで、往来の人は
殆
(
)
どない。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
皈(かえ)の例文をもっと
(9作品)
見る
かへ
(逆引き)
皈
(
)
りの遅きを母の親案じて尋ねに来てくれたをば
時機
(
)
に家へは戻つたれど、母も物いはず
父親
(
)
も無言に、
誰
(
)
れ一人私をば
叱
(
)
る物もなく
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
皈(かへ)の例文をもっと
(6作品)
見る
もど
(逆引き)
階子段
(
)
の下で、廊下を
皈
(
)
る、紫のコオトと、濃いお納戸にすれ違ったが、菊人形に、気も心も奪われて、
言
(
)
をかける
隙
(
)
もない。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
皈(もど)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かへり
(逆引き)
後
(
)
五年を
経
(
)
て
勅免
(
)
ありしかども、
法
(
)
を
弘
(
)
ん
為
(
)
とて越後にいまししこと五年なり、
故
(
)
に聖人の
旧跡
(
)
越地に
残
(
)
れり。
弘法
(
)
廿五年御歳六十の時
洛
(
)
に
皈
(
)
玉へり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
皈(かへり)の例文をもっと
(2作品)
見る
かへる
(逆引き)
地気天に
上騰
(
)
形
(
)
を
為
(
)
て雨○雪○
霰
(
)
○
霙
(
)
○
雹
(
)
となれども、
温気
(
)
をうくれば水となる。水は地の
全体
(
)
なれば
元
(
)
の地に
皈
(
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
皈(かへる)の例文をもっと
(1作品)
見る
かえん
(逆引き)
「お
皈
(
)
なさい。どうでした団子坂は」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
皈(かえん)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへら
(逆引き)
捨て
皈
(
)
んも
惜
(
)
ければその所にいたり柴の枝に手をかけ引上んとするにすこしも
動
(
)
ず、落たる
勢
(
)
に
撞
(
)
いれたるならん、さらば
重
(
)
かたより引上んと
匍匐
(
)
して
双手
(
)
を
延
(
)
し一声かけて上んとしたる時
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
皈(かへら)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへれ
(逆引き)
雪
天陽
(
)
を
離
(
)
て
降下
(
)
り地に
皈
(
)
ば天
陽
(
)
の
円
(
)
き
象
(
)
うせて地
陰
(
)
の
方
(
)
なる
本形
(
)
に
象
(
)
る、ゆゑに
雪頽
(
)
は千も万も
圭角
(
)
也。このなだれ
解
(
)
るはじめは
角々
(
)
円
(
)
くなる、これ
陽火
(
)
の日にてらさるゝゆゑ天の
円
(
)
による也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
皈(かへれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
皈
部首:⽩
9画
“皈”を含む語句
皈家
皈洛
走皈
逃皈
持皈
皈國
皈國中
皈途
送皈
飛皈
“皈”のふりがなが多い著者
山東京山
島田清次郎
押川春浪
矢田津世子
樋口一葉
二葉亭四迷
泉鏡花