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双手
ふりがな文庫
“双手”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雙手
読み方
割合
もろて
84.9%
りょうて
5.8%
そうしゅ
4.7%
もろで
2.3%
さうしゆ
1.2%
て
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もろて
(逆引き)
宗三が、不平らしくなじるのを聴きながら、京子は自分の部屋へ入ったかと思うと、ピアノの鍵盤を、
双手
(
もろて
)
でヤケにたたき鳴らした。
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
双手(もろて)の例文をもっと
(50作品+)
見る
りょうて
(逆引き)
女は顔に
双手
(
りょうて
)
の
掌
(
てのひら
)
を当てていた。それはたしかに泣いているらしかった。彼はもう
夕飯
(
ゆうめし
)
のことも忘れてじっとして女の方を見ていた……。
蟇の血
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
双手(りょうて)の例文をもっと
(5作品)
見る
そうしゅ
(逆引き)
近日S市に帰って永住の計を定めるとの
事故
(
ことゆえ
)
、知ると知らざるとを問わず、交際社会の人々は
双手
(
そうしゅ
)
を上げてこの大成功者を歓迎することであろう
白髪鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
双手(そうしゅ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
もろで
(逆引き)
土蔵の天井をつきぬくように
双手
(
もろで
)
をさし上げ、人もなげなる伸びをして
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
双手(もろで)の例文をもっと
(2作品)
見る
さうしゆ
(逆引き)
轟大尉
(
とゞろきたいゐ
)
は
双手
(
さうしゆ
)
を
擧
(
あ
)
げて
快哉
(
くわいさい
)
を
叫
(
さけ
)
んだ。
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
は
腕
(
うで
)
をさすつて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
双手(さうしゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
て
(逆引き)
舷門
(
げんもん
)
より、
檣樓
(
しやうらう
)
より、
戰鬪樓
(
せんとうらう
)
より、
双手
(
て
)
を
擧
(
あ
)
げ、
旗
(
はた
)
を
振
(
ふ
)
り、
歡呼
(
くわんこ
)
をあげて、
勇
(
いさ
)
み、
歡
(
よろこ
)
び、をとり
立
(
た
)
つ、
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
は
餘
(
あま
)
りの
憘
(
うれ
)
しさに
聲
(
こゑ
)
もなく、
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
、
一人
(
ひとり
)
は
右鬢
(
うびん
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
双手(て)の例文をもっと
(1作品)
見る
“双手”の意味
《名詞》
双 手(そうしゅ、もろて)
両手。
(出典:Wiktionary)
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“双”で始まる語句
双
双六
双生児
双方
双眸
双子
双眼鏡
双親
双肌
双児
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“双手”のふりがなが多い著者
下村湖人
吉川英治
直木三十五
野村胡堂
作者不詳
北原白秋
中里介山
内田魯庵
正岡容
有島武郎