“虎髯大尉”の読み方と例文
読み方割合
こぜんたいゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其事そのことこの虎髯ひげがおはなしもうすのが順當じゆんたうでせう。』と不意ふゐ室内しつない飛込とびこんでたのは、れい磊落らいらくなる虎髯大尉こぜんたいゐ本名ほんめい轟大尉とゞろきたいゐであつた。
かたをはると、水兵等すいへいら驚嘆きやうたんかほ見合みあはせ、勇烈ゆうれつなる虎髯大尉こぜんたいゐは、よろこおどろきの叫聲さけびをもつて倚子ゐすよりちて、松島海軍大佐まつしまかいぐんたいさおもてると
軍艦ぐんかん」の甲板かんぱんには、艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさ虎髯大尉こぜんたいゐ轟鐵夫君とゞろきてつをくん濱島武文はまじまたけぶみ春枝夫人はるえふじんおよ二百餘人にひやくよにん乘組のりくみあり。