トップ
>
叫聲
ふりがな文庫
“叫聲”のいろいろな読み方と例文
新字:
叫声
読み方
割合
さけびごゑ
66.7%
さけび
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さけびごゑ
(逆引き)
吾等
(
われら
)
の
叫聲
(
さけびごゑ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
怒濤
(
どたう
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打消
(
うちけ
)
されてしまつたが、
只
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
遙
(
はる
)
か/\の
沖
(
おき
)
に
當
(
あた
)
つて、
一點
(
いつてん
)
の
燈光
(
とうくわう
)
ピカリ/\。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『あれッ!』『あれッ、新坊さんが!』と
魂消
(
たまげ
)
つた
叫聲
(
さけびごゑ
)
が女兒らと智惠子の口から迸つた。五歳の新坊が足を浚はれて、
呀
(
あつ
)
といふ間もなく流れる。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
叫聲(さけびごゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さけび
(逆引き)
と
語
(
かた
)
り
終
(
をは
)
ると、
聽
(
き
)
く
水兵等
(
すいへいら
)
は
驚嘆
(
きやうたん
)
の
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあ
)
はせ、
勇烈
(
ゆうれつ
)
なる
虎髯大尉
(
こぜんたいゐ
)
は、
歡
(
よろこ
)
び
且
(
か
)
つ
愕
(
おどろ
)
きの
叫聲
(
さけび
)
をもつて
倚子
(
ゐす
)
より
起
(
た
)
ちて、
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
の
面
(
おもて
)
を
見
(
み
)
ると
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
肋骨材等
(
ろくこつざいとう
)
諸般
(
しよはん
)
の
構造
(
こうざう
)
を
眺
(
なが
)
め、また
千變萬化
(
せんぺんばんくわ
)
なる
百種
(
ひやくしゆ
)
の
機關
(
きくわん
)
の
説明
(
せつめい
)
を
聽
(
き
)
いた
時
(
とき
)
は、
殆
(
ほと
)
んど
之
(
これ
)
が
人間
(
にんげん
)
の
業
(
わざ
)
かと
疑
(
うたが
)
はるゝばかりで、
吾知
(
われし
)
らず
驚嘆
(
きやうたん
)
の
叫聲
(
さけび
)
を
發
(
はつ
)
する
事
(
こと
)
を
禁
(
きん
)
じ
得
(
え
)
なかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
叫聲(さけび)の例文をもっと
(1作品)
見る
叫
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
聲
部首:⽿
17画
“叫”で始まる語句
叫
叫喚
叫声
叫喊
叫絶
叫破
叫了一声
叫喚合唱
叫音
叫号
“叫聲”のふりがなが多い著者
押川春浪
石川啄木