“響”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひびき38.7%
ひび26.4%
ひゞ16.4%
ひゞき13.2%
とよ1.2%
おと0.9%
トヨ0.9%
どよ0.6%
0.6%
とどろ0.3%
ひゝき0.3%
ひゞい0.3%
ひヾ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、水に落つる声を骨董という。それもコトンと落ちるを骨董の字音を仮りて現わしたまでで、字面に何の義もあるのではない。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
近所の二から、光子さんのこえていた。そのませた、小娘らしいは、春先空気けてこえていた。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「一ならず、二不思議たせてらせたに……」さんのいた。勘次もおつぎも凝然としてるのみである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
串戯はよして、些細ではあるが、おなじでも、こゝは大力い。強力、とふと、九段坂をエンヤラヤにこえてい。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「卯の花もいまだ咲かねば霍公鳥佐保の山辺に来鳴きもす」(巻八・一四七七)等があって、佐保には鳥の多かったことが分かる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
障子が段々しくなって、時々吃驚する様な大きなをさしてドサリと雪が落ちる。机のでは真鍮薬鑵がチン/\云って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
此寺の落慶供養のあつたのは、つい四五日であつた。まだあの日の喜ばしい騷ぎのみが、どこかにする樣に、麓の村びと等には、感じられて居る程である。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
クリスマス前の銀座は、デコレーションの競いで、ことにともし時のぐるしさは、流行の尖端を心がけぬものは立入るべからずとでもいうほど、すさまじい波がみうねっている。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
四千何百トンのが三四十度ぐらいに傾いてさ、山のようなやつがドンドン甲板を打ち越してさ、がぎいぎいるとあまりいい心地はしないね
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
全軍一斉に銃射を開始し、喊声かし、旗幟を振って進撃の気勢を示した。水軍も亦船列を整えて、太鼓を鳴らして陸上に迫らんとした。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
而も其のツたところは、神來と信じてゐたので、描かぬ前の彼の元氣と内心の誇と愉快と謂ツたら無かツた。彼の頭に描かれた作品は確に立派なものであツたのだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
しゐればお金は不審と平常からして親子中のと云のは音羽中へて親に孝行な其お光さんが何した譯でと問ど親子は嘆息の外に回答もあらざれば一所に置ては面倒というてお金は無理やりにお光を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
物靜かにつヽましく諸藝名譽のあるがに、のほまれは久方にもきて、はれてそでにち、つて玉音べばねをめてをやびけん
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)