“勘次”の読み方と例文
読み方割合
かんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次(かんじ)は利根川(とねがは)の開鑿工事(かいさくこうじ)へ行(い)つて居(ゐ)た。秋(あき)の頃(ころ)から土方(どかた)が勸誘(くわんいう)に來(き)て大分(だいぶ)甘(うま)い噺(はなし)をされたので此(こ)の近村(きんそん)からも五六人(にん)募集(ぼしふ)に應(おう)じた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「解りましたよ、親分、——浪人は井崎八郎(いざきはちろう)、北国者(ほっこくもの)で剣術も学問も大なまくらだが、押借(おしがり)の名人、遊び人の方は白狗(しろいぬ)の勘次(かんじ)という小博奕打(こばくちうち)、これも筋のよくねえ人間だ」
勘次(かんじ)や、お前あの奥のお筆さんの処へ序(ついで)に水を汲んでやんなよ、病人があるから定めし不自由だろう、何かお菜(かず)を拵(こしら)えてやろうと思うが、手一つで親の看病をしながら内職をして居るので
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)