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菜
ふりがな文庫
“菜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さい
34.0%
な
33.5%
かず
30.5%
なな
0.5%
サイ
0.5%
ナ
0.5%
パア
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さい
(逆引き)
蓴菜は俗にいふじゆんさいにして
此処
(
ここ
)
にてはぬなはと読む。薄加減はじゆん
菜
(
さい
)
の料理のことにして塩の
利
(
き
)
かぬやうにする事ならん。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
菜(さい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
な
(逆引き)
はて、
何
(
なん
)
の
菜
(
な
)
だ、と
思
(
おも
)
ひながら、
聲
(
こゑ
)
を
掛
(
か
)
けようとして、
一
(
ひと
)
つ
咳
(
しはぶき
)
をすると、
此
(
これ
)
は
始
(
はじ
)
めて
心着
(
こゝろづ
)
いたらしく、
菜
(
な
)
を
洗
(
あら
)
ふ
其
(
そ
)
の
婦
(
をんな
)
が
顏
(
かほ
)
を
上
(
あ
)
げた。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
菜(な)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かず
(逆引き)
……お
菜
(
かず
)
も、あの、お好きな
鴫焼
(
しぎやき
)
をして上げますから、おとなしくしていらっしゃいまし。お腹が空いたって、人が聞くと笑います。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
菜(かず)の例文をもっと
(50作品+)
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▼ すべて表示
なな
(逆引き)
「くさいがい、くさい
菜
(
なな
)
好かんがい。健、くさい
菜
(
なな
)
ほん好かんがい。」
大根の葉
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
菜(なな)の例文をもっと
(1作品)
見る
サイ
(逆引き)
爾今
(
ジコン
)
、当山ノ僧人
魯智深
(
ロチシン
)
ヲシテ菜園ヲ管理セシム。
耕夫
(
コウフ
)
ノ令、
厨入
(
チュウニュウ
)
ノ百
菜
(
サイ
)
、スベテ右ノ者ニ任ズ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
菜(サイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ナ
(逆引き)
このマアザミはあるいは
菜
(
ナ
)
アザミというのが本当ではなかろうかと初めは想像していたが、しかしそれはそうではなくてやはりマアザミがその名であった。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
菜(ナ)の例文をもっと
(1作品)
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パア
(逆引き)
栄さんは「
大根
(
ダイコ
)
っ
菜
(
パア
)
」という子供を主題した独得の小説をかきました。これは面白い。稲ちゃんは地方新聞に長篇をかいています。これもよい修業です。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
菜(パア)の例文をもっと
(1作品)
見る
“菜”の意味
《名詞》
(サイ)おかず。
(な)葉を食べる野菜。
(出典:Wiktionary)
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
“菜”を含む語句
前菜
玉菜
惣菜
蓴菜
菜園
菜切庖丁
野菜
青菜
御菜
干菜
白菜
乾菜
蔬菜
菜葉
漬菜
菜漬
小松菜
甜菜
菜葉服
野菜物
...
“菜”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
中里介山
泉鏡花
葛西善蔵
吉川英治
正岡容
徳田秋声
鈴木三重吉
夏目漱石