“漬菜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つけな90.9%
シュークルート9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漬菜つけなを洗つたあとに、朝霜が白く置いてゐるのは、ちよつとインプレツシイブな感じを私に起させる。葉はもうすつかり落ちて了つた。
心理の縦断 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
甘藷を手掘りすると、早生は赤児あかごの腕程になって居る。大根、漬菜つけなを蒔かねばならぬ。蕎麦、秋馬鈴薯もそろ/\蒔かねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ただ夕方だけ、夕食をしに階下の飲食店へ降りて行った。そこでは「プロシャ人」とか「漬菜シュークルート」とかいう名前で、早くも客の間に知れ渡ってしまった。