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漬
ふりがな文庫
“漬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
51.9%
つか
24.8%
づけ
6.8%
ひた
6.8%
つけ
3.8%
づ
2.3%
ヒ
2.3%
ひ
0.8%
ヒタ
0.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
ふと、ある日、菜の花のお
漬
(
つ
)
けものがございますかとAさんにお目にかかつたとき、
關西
(
かみがた
)
の郊外の話から、お訊ねしたことがあつた。
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
漬(つ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つか
(逆引き)
それだのに早くから文学に
陥
(
はま
)
って始終空想の
中
(
うち
)
に
漬
(
つか
)
っていたから、人間がふやけて、
秩序
(
だらし
)
がなくなって、真面目になれなかったのだ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
漬(つか)の例文をもっと
(33作品)
見る
づけ
(逆引き)
予往年大英博物館で、この蛙アルコール
漬
(
づけ
)
を見しに、その蹼他の蛙輩のより
特
(
すぐ
)
れて大なるのみ、決して図で見るほど
巨
(
おお
)
きになかった。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
漬(づけ)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
ひた
(逆引き)
空に
聳
(
そび
)
えている山々の巓は、この時あざやかな紅に染まる。そしてあちこちにある樅の木立は次第に濃くなる
鼠色
(
ねずみいろ
)
に
漬
(
ひた
)
されて行く。
木精
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
漬(ひた)の例文をもっと
(9作品)
見る
つけ
(逆引き)
茶に
漬
(
つけ
)
てやっと一椀の飯を済した跡で見れば、最初一寸口をつけた椀の物の外の、白い方の
魚軒
(
さしみ
)
が
二片
(
ふたきれ
)
程箸に懸ったばかりだ。
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
漬(つけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
づ
(逆引き)
と言いながら
甥
(
おい
)
に杯を勧めなどしているうちに暗くなったので
灯
(
ひ
)
が運ばれ、湯
漬
(
づ
)
け、菓子などが皆の前へ出て食事が始まった。姫君はもうあちらへ帰してしまったのである。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
漬(づ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ヒ
(逆引き)
浸しては晒し、晒しては水に
漬
(
ヒ
)
でた幾日の後、筵の上で槌の音高く、こも/″\、
交々
(
コモヾヽ
)
と叩き柔らげた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
漬(ヒ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひ
(逆引き)
浸しては
晒
(
さら
)
し、晒しては水に
漬
(
ひ
)
でた幾日の後、
筵
(
むしろ
)
の上で
槌
(
つち
)
の音高く、こもごも、
交々
(
こもごも
)
と叩き柔らげた。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
漬(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒタ
(逆引き)
尊、御輿を停めて、水を翫び、手を洗ひ給うた故に、御衣の袖が泉に垂れて沾れた、即ち、袖を
漬
(
ヒタ
)
す義に依つて、此国の名としたと言ふのである。
古代中世言語論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
漬(ヒタ)の例文をもっと
(1作品)
見る
漬
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“漬”を含む語句
水漬
茶漬
漬物
塩漬
沢庵漬
湯漬
粕漬
漬菜
味噌漬
菜漬
新漬
鹽漬
柴漬
酢漬
砂糖漬
奈良漬
漬物樽
漬物桶
福神漬
山葵漬
...
“漬”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
島崎藤村
アントン・チェーホフ
夏目漱石
岩野泡鳴
二葉亭四迷
ロマン・ロラン
海野十三
牧逸馬
小栗虫太郎