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新漬
ふりがな文庫
“新漬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんづけ
66.7%
しんづ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんづけ
(逆引き)
声のでっかいガラッ八が、精一杯の威儀を作って
訪
(
おとな
)
うと、町内中の
新漬
(
しんづけ
)
の味に響くようなダミ声で、ドーレと来るべきはずの段取りを、どう間違えたか
銭形平次捕物控:096 忍術指南
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
我国の
膳部
(
ぜんぶ
)
におけるや食器の質とその色彩
紋様
(
もんよう
)
の
如何
(
いかん
)
によりてその趣全く変化す。夏には夏冬には冬らしき
盃盤
(
はいばん
)
を要す。
誰
(
たれ
)
か
鮪
(
まぐろ
)
の刺身を赤き
九谷
(
くたに
)
の皿に盛り
新漬
(
しんづけ
)
の
香物
(
こうのもの
)
を
蒔絵
(
まきえ
)
の椀に盛るものあらんや。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
新漬(しんづけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しんづ
(逆引き)
胡瓜
(
きゅうり
)
もみに
青紫蘇
(
あおじそ
)
。枝豆。到来物の
畳
(
たた
)
みいわし。それに
茄子
(
なす
)
の
新漬
(
しんづ
)
け。飯の時にとろろ
汁
(
じる
)
。すべてお玉の手料理の物で、金兵衛は夕飯に吉左衛門を招いた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
これまでに味わったことのない
新漬
(
しんづ
)
けや、かなり複雑な味の煮物などがいつも
餉台
(
ちゃぶだい
)
のうえに絶えなかった。長いあいだ情味に
渇
(
かわ
)
いた生活を続けて来た笹村には、それがその日その日の
色彩
(
いろどり
)
でもあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
新漬(しんづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
漬
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡
“新漬”のふりがなが多い著者
作者不詳
徳田秋声
島崎藤村
与謝野晶子
永井荷風
野村胡堂