トップ
>
盃盤
ふりがな文庫
“盃盤”の読み方と例文
読み方
割合
はいばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいばん
(逆引き)
中はまことに
慘憺
(
さんたん
)
たる有樣で、檢屍前の死骸は、僅かに隣りの部屋に取込んでありますが、
盃盤
(
はいばん
)
と血潮と、手のつけやうのない混亂です。
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
道を転じて静緒は
雲帯橋
(
うんたいきよう
)
の在る
方
(
かた
)
へ導けり。橋に出づれば正面の書院を望むべく、はや
所狭
(
ところせま
)
きまで
盃盤
(
はいばん
)
を
陳
(
つら
)
ねたるも見えて、夫は席に着きゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
吐
(
つ
)
く息さえも苦しくまた頼もしかった時だ——「鬼よ、
羅刹
(
らせつ
)
よ、夜叉の首よ、われを
夜伽
(
よとぎ
)
の霊の影か……闇の
盃盤
(
はいばん
)
闇を盛りて、われは底なき闇に沈む」
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
盃盤(はいばん)の例文をもっと
(13作品)
見る
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“盃盤”で始まる語句
盃盤狼藉
検索の候補
盃盤狼藉
“盃盤”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
木下尚江
三遊亭円朝
岩野泡鳴
福沢諭吉
中里介山
国枝史郎
永井荷風
野村胡堂