“陳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
53.8%
なら15.6%
ちん11.9%
つら8.1%
ふる4.4%
のべ2.5%
のぶ1.3%
じんだて0.6%
つづ0.6%
のぶれ0.6%
(他:1)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“陳”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語4.7%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.9%
文学 > 日本文学 > 日本文学2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「一代男」其他で、諸国の女や、色町の知識をべてゐるのは、季題や、故事の解説を述べ立てるのと、同じ態度なのである。
○つい愚にもつかぬ回旧談にのみふけりて申訳なし。さて当今大正年間諸人の洋服姿を拝見していささか愚論をぶべし。
洋服論 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
さうしてけば、いくらでも、くらからしてて、きやくまへならべたものである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
家にあるに手杯てさかづきかず、客至れば直に前にならべた下物げぶつを撤せしめて、新に殽核かうかくを命じた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ちん郡の謝鯤しゃこんは病いによって官をめて、予章よしょうに引き籠っていたが、あるとき旅行して空き家に一泊した。
一行が招かれての昭王のもとへ行こうとした時、ちんさいの大夫共が相計り秘かに暴徒を集めて孔子等を途に囲ましめた。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
銀榼ぎんかふ百餘ひやくよつらね、瑪瑙めなう酒盞しゆさん水晶すゐしやうはち瑠璃るりわん
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
善言・美辞をつらねて、荘重な呪言の外形を整へ、遺漏なく言ひ誤りのない物となつたのは、此神の力だとする。
ふるい習慣の抜殻かも知れないが、普通道徳を盲目的に追うている間は、時としてこれに似たような感じの伴うこともあった。
なぜ、いつまで、ふるい、狹い、文學青年的な考へから離れて、衆の文學へ、あの人達は、努力する氣になれないのか。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
よって試に其大略をのべんに、摸写といえることは実相を仮りて虚相を写し出すということなり。
小説総論 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
かつてわたくしはこの時分の俗曲演劇等の事を論評した時明治十年前後の時代を以て江戸文芸再興の期となしたが、今向島桜花のことをのべるに及んで更にまたその感がある。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
見ざりし世の人をその墳墓にふは、生ける人をその家に訪ふとは異りて、寒暄かんけんの辞をのぶるにも及ばず、手土産たづさへ行くわづらひもなし。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
のぶれば、昨冬以来だんだん御懇情なし下されし娘粂儀、南殿村稲葉氏へ縁談御約諾申し上げ置き候ところ、図らずも心得違いにて去月五日土蔵二階にて自刃に及び、母妻ら早速さっそく見つけて押しとどめ、親類うち寄り種々申しさとし、医療を加え候ところ、四、五日は飲食ものどに下りかねよほどの難治に相見え申し候。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
衛霊公、じんだて(陣)を孔子に問う。孔子こたえて曰く、俎豆の事は則ち嘗て聞けるも、軍旅の事は未だ学ばずと。明日つい(去)る。(衛霊公、一)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
なかなか口には打出うちいだし難き事を最好いとよく書きてつづけもしを、あはれかのひとのもとに送りて、思ひ知りたる今の悲しさを告げばやと
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
のぶれば過日瘠我慢之説やせがまんのせつと題したる草稿そうこう一冊をていし候。
ある朝、船長はじめ、みんなが、相変らず猟に出かけたあとで、チャン君は、船長室からやってきて僕に耳打ちした。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
「真ッ平です。無理にそれを試みようというなら、腕ずくで試みなさい」チャン君の心臓——あの安南人あんなんじんの心臓は、こう力強く叫んだ。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)