“陳述”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちんじゅつ90.0%
もうしたて10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒眼鏡はるるとして、船渠ドック以外の犯罪の事実までを陳述ちんじゅつした。それは、すこしも暗惨な気分のない、明るい話をするようだった。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女たちも調べられたが、皆々昼間の疲れで熟睡したと申立てるばかりで、春ちゃんが殺された前後についての陳述ちんじゅつに、これぞと思う有力な事実が判明しなかった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大家さんの足袋屋の主人の陳述もうしたては次の如うだ。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)