“ちんじゅつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
陳述100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ子どもが判事はんじの前へ出て、自分で陳述ちんじゅつするがいい」とかれは言った。
配所の父へ、それも告げたし、また一と目でも、父の無事な姿を見たい一念で、母のゆるしを得、はるばる島へ渡って来たという陳述ちんじゅつだった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三日間、のべつに取調とりしらべがつづけられ、目賀野が陳述ちんじゅつした重要事項は、次のようなことであった。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)