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寒暄
ふりがな文庫
“寒暄”の読み方と例文
読み方
割合
かんけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんけん
(逆引き)
見ざりし世の人をその墳墓に
訪
(
と
)
ふは、生ける人をその家に訪ふとは異りて、
寒暄
(
かんけん
)
の辞を
陳
(
のぶ
)
るにも及ばず、手土産たづさへ行くわづらひもなし。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
それ以前とて会えば
寒暄
(
かんけん
)
を叙する位の面識で、私邸を訪問したのも二、三度しかなかった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
例
(
れい
)
の通り
奥
(
おく
)
の
一間
(
ひとま
)
にて先生及び夫人と
鼎坐
(
ていざ
)
し、
寒暄
(
かんけん
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
了
(
おわ
)
りて先生先ず口を開き、この
間
(
あいだ
)
、十六歳の時
咸臨丸
(
かんりんまる
)
にて
御供
(
おとも
)
したる人
来
(
きた
)
りて夕方まで
咄
(
はな
)
しましたと、夫人に
向
(
むか
)
われ
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
寒暄(かんけん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“寒暄”の意味
《名詞》
寒 暄(かんけん)
寒暖。
(出典:Wiktionary)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
暄
漢検1級
部首:⽇
13画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
寒空
寒風
寒冷
寒々
寒竹
寒鴉
寒天
“寒暄”のふりがなが多い著者
木村芥舟
二葉亭四迷
内田魯庵
永井荷風