“一間”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひとま77.2%
いっけん16.9%
いつけん4.4%
イツケン0.7%
ヒトマ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一間”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
兄弟はしばらく一間ひとまうちに閉ぢ籠つて、謹慎の意を表して後、二人ふたりともひと知れずいへてた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
床を離れてその祝義しゅうぎ済みし後、珠運思い切ってお辰の手を取り一間ひとまうちに入り何事をか長らく語らいけん
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一間いっけん唐紙からかみは白地に秦漢瓦鐺しんかんがとうの譜を散らしに張って、引手には波に千鳥が飛んでいる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すると一間いっけんばかり向うに熊の穴見たようなものがあって、その穴から、初さんの顔が——顔らしいものが出ている。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
およ一間いつけん六尺ろくしやくあま長蟲ながむしが、がけ沿つた納屋なやをかくして
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兩人りやうにんすそところが、とこよこ一間いつけん三尺さんじやくはりだしの半戸はんとだな
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
男とをなごとあすばんもん(物)。一間イツケンまなかに(の?)疵がつく。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
まづ正面からもどきと言はれるのは、翁と共に出て、翁より一間ヒトマ遅れて——此が正しいのだが、今は同時に——文言を、稍大きな声でくり返す役の名になつてゐます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)