トップ
>
寒々
ふりがな文庫
“寒々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さむざむ
81.3%
さむ/″\
12.5%
さむさむ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむざむ
(逆引き)
庭からは
紫丁香花
(
はしどい
)
の匂いの流れて来るなかで、凍てがますますきびしくなって、沈みゆく太陽がその
寒々
(
さむざむ
)
とした光線で雪の平原を照らしたり
イオーヌィチ
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
寒々(さむざむ)の例文をもっと
(13作品)
見る
さむ/″\
(逆引き)
まことにあの障子の裏に照り映えている逆光線の明りは、何と云う
寒々
(
さむ/″\
)
とした、わびしい色をしていることか。
陰翳礼讃
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
寒々(さむ/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
さむさむ
(逆引き)
山母は外から帰ってきて、ああ
寒々
(
さむさむ
)
といって炉傍にどかりとすわり両脚を踏ん張って火に当たると、トチの実はドチンとはねて山母のふところに飛びこんだ。
東奥異聞
(新字新仮名)
/
佐々木喜善
(著)
寒々(さむさむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
々
3画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
寒空
寒風
寒冷
寒竹
寒鴉
寒天
寒山拾得
“寒々”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
三上於菟吉
北原白秋
谷崎潤一郎
アントン・チェーホフ
吉川英治
久生十蘭
堀辰雄
中谷宇吉郎
野村胡堂