東奥異聞とうおういぶん
街頭に佇てばあまりに騒がしい。 あすの日もないように、なにをあせり なにを騒ぐのでしょう。おいでなさい。 その騒々しさからそっとのがれて 心おきなく語ろうではありませんか。 語る人の目はほがらかです 聞く人の心はなごやかです。 胸と心はおの …
作品に特徴的な語句
そんた そっち メグサ 関係まつわ ずら バカリ 乾燥はさき たば 顛倒ころがり 蝦蟇ふるた 巫女いたこ 種々くさぐさ 腹帯はらたい 上戸あがと うそ 寒々さむさむ 御酒みき 断崖がけ 狩人マタギ 生出おいで 粘土つち かみ 主神ぬしがみ こう 外山そとやま 嫁子よめご 川面かわづら うから 日石ひいし いが 糠部ぬかべ 荒神あらがみ 角端かどはな 郷々くにぐに 鉱夫かねわり ながあめ 馴染なじ しるし 黄金きん ウシベココ ベゴウシ 三戸さんのへ 三月みつき 中妻なかづま 中館なかだて ぬし 九戸くのへ 事偶ことたま 二戸にのへ 今手いまで 仮面めん 元桂もとかつら 又聞またぎ 古里ふるさと 右手めて 和山わやま 唐丹とうに かかあ 大权おおやす めと ばあ 寄祈よりき 小友おとも 山幸やまさち おお 懐中ふところ 手面てづら 操業そうご 日々にちにち 本吉もとよし 来内らいない 枝垂しだ 正内しょうない 死日しにび 気仙けせん 江刺えさし 沛然はいぜん 河童かっぱ 混合ごっちゃ みなぎ 火戸ほど 火男ひおとこ 無申なも 片岸かたきし 瓦欠かわらけ 産日さんび 発破はっぱ 登米とめ 磐司ばんじ 神分かみなはり 神遣かみやり 竈男かまおとこ 繋母カケモ はね 胴築どうつ 苧籠おむけ 蝦蟇がま