“婆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ばあ47.9%
ばば21.6%
ばばあ9.9%
4.9%
ばゞ3.6%
ばゞあ3.4%
ばゝあ2.1%
ばア2.1%
ばゝ1.6%
ばゞア1.0%
(他:7)1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“婆”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸98.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
看護婦の小谷さんとか、内箱のばあやなどの土地言葉には、日常的な細かい点ではどうしても意味の取れないところもありがちで
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
で、ひだりすみ屋臺やたいよこにしたところで、年配ねんぱい老爺おとつさんと、おばあさん。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
蔵人は咄嗟とっさかわして、横なぐれに退すさったが、脚を揃えて、背中を持上げるとはたとばばつっかけた。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お杉ばばは、あんな巧いことをいっていたけれど、お通さんをだまくらかして、どうかしているのかも知れないぞ? ……」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石弥いしや、この修道士イルマンばばあを、おくのつぼねへつれていってやれ、間諜かんちょうでもないらしい」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何だか梅津の先生が非常に損な交易をして御座るような気がして、この婆さんが横着な怪しからぬばばあに見えて仕様がなかった。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
媒妁人が三々九度の盃をさして、それから、村で年重としかさアさんが二人来て麦搗唄むぎつきうたを唄います。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
袖無そでなしを着たアさまが塵埃除ほこりよけの為に頭へ手拭を巻き附け、土竈どぺッついの下をき附けて居りまする。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
とある村立共同浴場の湯氣の中から廣くまるい肩の一角を見せた存在物がうして民謠「ばゞこし」を唄ひだした。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
紅葉先生こうえふせんせいせつによると、「金魚麩きんぎよぶばゞもゝにくだ。」さうである。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
私の様なばゞあでも久しく話をして入らっしゃいますのですから御心配なくゆっくりとお休みなすって入らっしゃいまし
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
又「なに、いゝや、旦那の御退屈しのぎだ、じゞいばゞあの昔話だからいやらしい事も何もねえじゃねえか」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
太「そんな事を言っちゃア心細くなって仕様がねえ、ばゝあや、多助が高平までくって寄ったから、此処こけうよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
三年あと沼田の下新田へ道連れの小平という胡麻灰ごまのはいを連れ、強談ゆすりに来たおかくばゝあで有りますからびっくり致し
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ばアさんの肩へ手をかけて揺ぶりながら耳に口をつけて呼んで見たが、返事はなく、手を放せばたわいなく倒れてしまふらしい。
買出し (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
これから半町ばかり跡へけえると寮が有りやすが、其の寮へ往っておとまんなんしよ、ばアさまが一人居て
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
婆「はいわし此処こゝばゝアでございますよ、あんたア誰だかねえ」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
太「ヘエばゝアもどうかお目に掛りえといっております」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さて秋月喜一郎は翌日野掛のがけ姿なりになり、弁当を持たせ、家来を一人召連れてばゞアの宅を尋ねてまいりました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
秋「此処こゝかの、……ばゞア在宅うちか、此処かの、婆はいないか」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
降誕祭クリスマスの朝、彼は癇癪を起した。そして、家事の手伝に来ていたばあやを帰して仕舞った。
或る日 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ばんばと女房と、子供が一人ございます」
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「待て待て、さきはま鍛冶屋かじやばんばじゃの、海鬼ふなゆうれいじゃの、七人御崎みさきじゃの、それから皆がよく云う、弘法大師こうぼうだいし石芋いしいもじゃの云う物は、皆仮作つくりごとじゃが、真箇ほんとの神様は在るぞ」
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
あのひとは、丁度お前のお母さんと違って口の上手な人でもあるし、また若い時から随分種々な目にも会っている女だから
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
やりてをひとりつけまして送り届けましたところ、ほんの近くまでちょいと用達しにいったそのすきに
古着屋のをばばあ
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
そしてこれらの諸品がウバヒガンすなわちタチヒガンと縁の無いことは、その葉を検すればぐにかるのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
問ふ方では梵語の方の僧伽婆尸沙サングハーヷシエーシヤ(Samghāvaçesa)と云ふ言葉を頭にもつて問ふたるに、答ふる方ではパーリ語の(Samghādisesa)を頭にもつて答へたやうだ、又は阿婆に決して初と云ふ意味はないが「アーディ」には、前きに
婚姻の媒酌 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)