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只管
ふりがな文庫
“只管”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひたすら
96.4%
ひたす
2.7%
いたずら
0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひたすら
(逆引き)
受け御
手當金
(
てあてきん
)
百兩と
御墨附
(
おすみつき
)
御短刀まで
後
(
のち
)
の
證據
(
しようこ
)
に
迚
(
とて
)
下されしこと
逐
(
ちく
)
一
物語
(
ものがた
)
ればお三
婆
(
ばゝ
)
は大いに
悦
(
よろこ
)
び其後は
只管
(
ひたすら
)
男子の
誕生
(
たんじやう
)
あらんことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
只管(ひたすら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひたす
(逆引き)
働き長崎に居ることが出来ぬ身と為りたれば妾に向いて共に神戸に
逃行
(
にげゆ
)
かんと勧めたり妾は早くより施寧には愛想尽き
只管
(
ひたす
)
ら金起を愛したるゆえ
左
(
さ
)
らば寧児を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
只管(ひたす)の例文をもっと
(3作品)
見る
いたずら
(逆引き)
何が
扨
(
さて
)
、その当時の事であるから、一同ただ驚き怪しんで
只管
(
いたずら
)
に妖怪変化の
所為
(
しわざ
)
と恐れ、お部屋様も遂にこの
邸
(
やしき
)
に
居堪
(
いたたま
)
れず、浅草並木辺の実家へ
一先
(
ひとまず
)
お引移りという始末。
池袋の怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
只管(いたずら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“只管”の意味
《形容動詞・形容動詞》
(しかん:宋代の中国語より)ひたすら、~だけをする。
「ひたすら」の漢字表現。明治期から戦前にかけ多く用いられる。
(出典:Wiktionary)
只
漢検準1級
部首:⼝
5画
管
常用漢字
小4
部首:⽵
14画
“只”で始まる語句
只
只今
只事
只中
只者
只々
只一人
只一
只更
只走
“只管”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
佐々木邦
甲賀三郎
福沢諭吉
中里介山
大倉燁子
二葉亭四迷
北村透谷
中島敦
作者不詳