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ひたすら
ふりがな文庫
“ひたすら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヒタスラ
語句
割合
只管
87.6%
一向
11.6%
只更
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只管
(逆引き)
仕方が無いから、今に又
機会
(
おり
)
も有ろうと、雪江さんの話は浮の空に聞いて、
只管
(
ひたすら
)
其
機会
(
おり
)
を待っていると、忽ちガラッと障子が
開
(
あ
)
いて
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ひたすら(只管)の例文をもっと
(50作品+)
見る
一向
(逆引き)
渠は腕組をして、
一向
(
ひたすら
)
に他の事を思ふまいと、詩の事許りに心を集めて居たが、それでも時々、ピクリピクリと
痙攣
(
ひきつけ
)
が顔に現れる。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ひたすら(一向)の例文をもっと
(14作品)
見る
只更
(逆引き)
恰
(
あだか
)
も
炭團屋
(
たどんや
)
の
長男
(
ちやうなん
)
のやうになつた
事
(
こと
)
には
氣
(
き
)
の
付
(
つ
)
かぬ
無邪氣
(
むじやき
)
さ、
只更
(
ひたすら
)
私
(
わたくし
)
の
顏
(
かほ
)
を
指
(
ゆびさ
)
し
笑
(
わら
)
つたなど、
苦
(
くる
)
しい
間
(
あひだ
)
にも
隨分
(
ずいぶん
)
滑※
(
こつけい
)
な
話
(
はなし
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
特
(
こと
)
に
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
の
朗々
(
らう/\
)
たる
詩吟
(
しぎん
)
につれて、
何時
(
いつ
)
覺
(
おぼ
)
えたか、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
勇
(
いさ
)
ましき
劍舞
(
けんぶ
)
は
當夜
(
たうや
)
の
華
(
はな
)
で、
私
(
わたくし
)
が
無藝
(
むげい
)
のために、
只更
(
ひたすら
)
頭
(
あたま
)
を
掻
(
か
)
いたのと
共
(
とも
)
に、
大拍手
(
だいはくしゆ
)
大喝釆
(
だいかつさい
)
であつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ひたすら(只更)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひたすら”の意味
《形容動詞・形容動詞》
ひたすら【只管、一向】(古:ナリ活用)
あることのみに、心情を集中させ、他の物事に気をとられないこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひたす
いっこう
いつかう
いつこう
ひたぶる
ひたむき
ひとむ
ひとむき
ヒタスラ
いたずら