“ヒタスラ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ひたすら
語句割合
一向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郎女は、一向ヒタスラ、あの音の歩み寄つて來る畏しい夜更けを、待つやうになつた。をとゝひよりは昨日、昨日よりは今日といふ風に、其跫音が間遠になつて行き、此頃はふつに音せぬやうになつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
郎女は、一向ヒタスラ、あの音の歩み寄つて來る畏しい夜更けを、待つやうになつた。をとゝひよりは昨日、昨日よりは今日といふ風に、其跫音が間遠になつて行き、此頃はふつに音せぬやうになつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
郎女は、一向ヒタスラ、あの音の歩み寄つて来る畏しい夜更けを、待つやうになつた。をとゝひよりは昨日、昨日よりは今日といふ風に、其跫音ソノアシオトが間遠になつて行き、此頃はふつに音せぬやうになつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)