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ひとむ
ふりがな文庫
“ひとむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一群
77.8%
一向
11.1%
人群
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一群
(逆引き)
葉子の目から見た親類という
一群
(
ひとむ
)
れはただ
貪欲
(
どんよく
)
な
賤民
(
せんみん
)
としか思えなかった。父はあわれむべく影の薄い
一人
(
ひとり
)
の男性に過ぎなかった。母は——母はいちばん葉子の
身近
(
みぢか
)
にいたといっていい。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ひとむ(一群)の例文をもっと
(7作品)
見る
一向
(逆引き)
様子は変っていても、こんな静かな、同じことを繰り返すような為事をするには
差支
(
さしつか
)
えなく、また為事がかえって
一向
(
ひとむ
)
きになった心を散らし、落ち着きを与えるらしく見えた。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひとむ(一向)の例文をもっと
(1作品)
見る
人群
(逆引き)
「お……なるほど……たいへんな
人群
(
ひとむ
)
れだ」吉水の近くへ来ると、
祇園林
(
ぎおんばやし
)
や五条の坂や、また、
四方
(
よも
)
の道を遠しとも思わないで、ぞろぞろと、集まってくる往来に、二人は、顔を見あわせた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひとむ(人群)の例文をもっと
(1作品)
見る
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