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貪欲
ふりがな文庫
“貪欲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どんよく
98.2%
どくよく
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんよく
(逆引き)
あの品の好い紳士は、あれで心は残酷で、
吝
(
けち
)
くさいのだろう。あの百姓は単純そうに見えて、本当に嫌にしつこくて
貪欲
(
どんよく
)
なのだろう。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
冲左衛門という、その人は、時流に乗って出世する人間に共通の、押しつけがましさと、厚顔と、そして
貪欲
(
どんよく
)
を兼ねそなえていた。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
貪欲(どんよく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
どくよく
(逆引き)
にがみばしった顔が、にわかに浅薄な卑しさをあらわし、その眼はさらにけもののような
貪欲
(
どくよく
)
な光を帯びてきた。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
貪欲(どくよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“貪欲(
貪
)”の解説
貪(とん、巴: sa: rāga、巴: sa: lobha)は、仏教における煩悩のひとつで、 貪り、欲深いことを意味する。別名を貪欲(とんよく)ともいい、五欲の対象である万の物を必要以上に求める心である。対義語は無貪(alobha)。
上座部仏教における不善心所のひとつ。
説一切有部の五位七十五法のうち、(心所法-)不定法のひとつ。
大乗仏教アビダルマにおける六つの根本煩悩のひとつ。
(出典:Wikipedia)
貪
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
欲
常用漢字
小6
部首:⽋
11画
“貪欲”で始まる語句
貪欲心
貪欲界
検索の候補
貪欲心
貪欲界
“貪欲”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
ヴィクトル・ユゴー
ワシントン・アーヴィング
エドガー・アラン・ポー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
河上肇
吉川英治
倉田百三
甲賀三郎
山本周五郎