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『五瓣の椿』
ふりがな文庫
『
五瓣の椿
(
ごべんのつばき
)
』
天保五年正月二日に、本所の亀戸天神に近い白河端というところで、中村仏庵という奇人が病死した。年は八十四歳であった。彼は大工と畳職の棟梁であるが、書をよくし、雲介舎弥太夫と号していた。それは、箱根へ湯治にいったとき、駕籠舁から息杖を買って帰り …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」1959(昭和34)年1月~9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5時間2分(500文字/分)
朗読目安時間
約8時間23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
弄
(
まさぐ
)
貸
(
が
)
伴
(
づ
)
端
(
はな
)
凄
(
すげ
)
羞
(
はにか
)
空
(
あ
)
下手
(
したて
)
不審
(
いぶ
)
囀
(
さえずり
)
眩
(
まば
)
嚇
(
かっ
)
喰
(
た
)
熾
(
おこ
)
喘
(
はず
)
結
(
ゆわ
)
先
(
せん
)
唆
(
そそのか
)
端
(
はた
)
蒼
(
さお
)
放
(
ほ
)
大切
(
おおぎり
)
合
(
あい
)
合羽
(
がっぱ
)
拵
(
こし
)
三下
(
さんした
)
庇
(
ひさし
)
後手
(
ごて
)
溜
(
た
)
黄昏
(
たそが
)
火
(
び
)
流行
(
はやり
)
灯
(
あかり
)
膳立
(
ぜんだ
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
舁
(
か
)
恍惚
(
うっとり
)
汀
(
なぎさ
)
音締
(
ねじ
)
固粥
(
かたがゆ
)
隙
(
ひま
)
除
(
よ
)
限
(
き
)
停
(
とま
)
尖
(
さき
)
捻
(
ね
)
定廻
(
じょうまわ
)
楯
(
だて
)
撥
(
ばち
)
痒
(
がゆ
)
嬌
(
なまめ
)
手提
(
てさ
)
媚
(
こび
)
剥
(
む
)
逢曳
(
あいび
)
咽
(
む
)
這
(
ば
)
謡
(
うたい
)
放
(
ほう
)
窓框
(
まどがまち
)
躰
(
たい
)
貪欲
(
どくよく
)
日済
(
ひな
)
縒
(
より
)
暴
(
あら
)
暢
(
のん
)
吉原
(
なか
)
硬
(
かた
)
捲
(
まく
)
昏
(
くら
)
捉
(
つか
)
給銀
(
きゅうぎん
)
否
(
いや
)
紐
(
ひも
)
歪
(
ゆが
)
紗
(
しゃ
)
紫檀
(
したん
)
紫若
(
しじゃく
)
絃歌
(
げんか
)
肚立
(
はらだ
)
腫
(
は
)
腑分
(
ふわけ
)
腑
(
ふ
)
脛
(
すね
)
脇
(
わき
)
脅
(
おど
)
胸乳
(
むなぢ
)
胤
(
たね
)
肴
(
さかな
)
肱枕
(
ひじまくら
)
肱
(
ひじ
)
股引
(
ももひき
)
罵
(
ののし
)
縋
(
すが
)
縹緻
(
きりょう
)
繋
(
つな
)
纒
(
まと
)
罰
(
ばち
)
羽交
(
はが
)
肉躰
(
にくたい
)