トップ
>
縒
ふりがな文庫
“縒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よ
69.1%
より
27.6%
ヨ
2.4%
よじ
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よ
(逆引き)
髪も多かったのがさわやいだ程度に減ったらしく裾のほうが見えた。その色は
翡翠
(
ひすい
)
がかり、糸を
縒
(
よ
)
り掛けたように見えるのであった。
源氏物語:48 椎が本
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
縒(よ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
より
(逆引き)
助
(
す
)
けて働く面々も、すぐり抜きたる
連中
(
れんじゅう
)
が腕に
縒
(
より
)
否
襷
(
たすき
)
を懸けて、車輪になりて立廻るは、ここ二番目の世話舞台、三階
総出
(
そうで
)
大出来なり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縒(より)の例文をもっと
(34作品)
見る
ヨ
(逆引き)
ほう/\と切れてしまふ
藕糸
(
ハスイト
)
を、八
合
(
コ
)
・十二
合
(
コ
)
・
二十合
(
ハタコ
)
に
縒
(
ヨ
)
つて、根気よく、細い綱の様にする。其を
績
(
ウ
)
み
麻
(
ヲ
)
の
麻
(
ヲ
)
ごけに繋ぎためて行く。奈良の
御館
(
ミタチ
)
でも、
蚕
(
カフコ
)
は飼つて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
縒(ヨ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
よじ
(逆引き)
ともすれば身体の
縒
(
よじ
)
り方一つにも復一は性の独立感を
翻弄
(
ほんろう
)
されそうな
怖
(
おそ
)
れを感じて
皮膚
(
ひふ
)
の感覚をかたく
胄
(
よろ
)
って用心してかからねばならなかった。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
縒(よじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
縒
漢検1級
部首:⽷
16画
“縒”を含む語句
紙縒
観世縒
糸縒
紙子縒
觀世縒
縒糸
縒葉
縒総
縒切
金縒
蔓縒
縒金
縒綱
縒絨
縒捻
縒合
太縒
縒上布
縒々
絹縒
...
“縒”のふりがなが多い著者
吉川英治
林不忘
紫式部
ニコライ・ゴーゴリ
岩野泡鳴
谷譲次
牧逸馬
神西清
末吉安持
夢野久作