“縒捻”の読み方と例文
読み方割合
よじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾つもある阿片寝床あへんベッドには、もうゆうべの愚連隊たちはひとりも見えなかった。ただ、トム公と背なかをくッつけて、お光が、絹糸の束のように、からだを縒捻よじッたまま、ふかい寝息をかいて寝ていた。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)