“翡翠”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひすい56.8%
かわせみ16.9%
ひすゐ12.7%
かはせみ9.3%
かはそび1.7%
あをせみ0.8%
かたそび0.8%
ショービン0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“翡翠”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本5.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのまわりには二十人の女たちが、十人は翡翠ひすいはすの花を、十人は瑪瑙めのうの牡丹の花を、いずれも髪に飾りながら
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
夏は翡翠ひすい屏風びょうぶ光琳こうりんの筆で描いた様に、青萱あおかやまじりに萱草かんぞうあかい花が咲く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
それは、まったく翡翠かわせみくいの上から魚影をうかが敏捷びんしょうでしかも瀟洒しょうしゃな姿態である。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
○梅にうぐいす、竹にすずめ、などいふやうに、柳に翡翠かわせみといふ配合も略画などには陳腐になるほど画き古されて居る。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
が、今度は金花の方が、卓の上のランプの光に、耳環の翡翠ひすゐをちらつかせながら、首を振つて見せるより外に仕方がなかつた。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
若い日本の旅行家は微笑した。さうして上衣の隠しを探ると、翡翠ひすゐの耳環を一さう出して、手づから彼女の耳へ下げてやつた。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
其他そのた全身が美しい翡翠かはせみ色をして細やかに甚だしく長い青蛇、支那人が二人掛りで容易に撲殺うちころし好んでその肉を喰ふと云ふ馬来マレイの大蛇バイソン
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
鴛鴦をしどり濃艷のうえんでおむつまじい、が、いたばかりで、翡翠かはせみ凄麗せいれいにして、所帶しよたい意氣いきである。たくなつた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なみだぐむ小木をぎ翡翠かはそび
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
翡翠かはそびならで、くだちゆく
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
翡翠あをせみのやうに寂しい海岸に穴を掘つて、そこから顔を出して遊んでゐるのを漁師がつかまへる事がある。
翡翠かたそびならで、くだちゆく
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
「小初先生。時間ですよ。翡翠ショービンの飛込みのお手本をやって下さい」
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)