“見事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みごと91.3%
ほうが2.2%
みんごと2.2%
ブラヴオ2.2%
ミゴト2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも、かようにおほきいものは、さうたくさんはありませんが、そのうちもっとも見事みごとなのは、北朝鮮きたちようせん平安南道へいあんなんどうにあるものです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「ほい、これはまあ見事ほうがなもんや。どこもかしこも菜の花だらけじゃ」
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あの棄鉢すてばちな気紛れものと、このあねさんでなくッちゃ、当節では出来ない仕事。また出来でかされちゃ大変でがすのに、とうとう見事みんごと仕出来した。何という向不見むこうみずな寄合でしょうな。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たちまち、見事ブラヴオ! 見事ブラヴオ! といふ声が湧き起つて、上村少佐は仏軍将士のために胴上されて、しばらくは足が地につかなかつた。
風変りな決闘 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
出稼人デカセギニン根性コンジョウヤメヨ。フクロカツイデ見事ミゴト帰郷キキョウ被告ヒコクタル酷烈コクレツ自意識ジイシキダマスナ。ワレコソ苦悩者クノウシャ刺青イレズミカクシタ聖僧セイソウ。オ辞儀ジギサセタイ校長コウチョウサン。「ハナシ編輯長ヘンシュウチョウチタイモノワラワレマイ努力ドリョク
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)