“酷烈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくれつ57.1%
きび14.3%
はげ14.3%
コクレツ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日か四日の間を置いて、町のはずれに無惨むざんにも人が斬られていました。その斬り方は鮮やかというよりも酷烈こくれつなるものであります。
『いや、もう屋外そとは寒いの寒くないのツて、手も何もかじかんで了ふ——今夜のやうに酷烈きびしいことは今歳ことしになつて始めてだ。どうだ、君、是通りだ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
酷烈はげしい、犯し難い社会よのなか威力ちからは、次第に、丑松の身に迫つて来るやうに思はれた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
出稼人デカセギニン根性コンジョウヤメヨ。フクロカツイデ見事ミゴト帰郷キキョウ被告ヒコクタル酷烈コクレツ自意識ジイシキダマスナ。ワレコソ苦悩者クノウシャ刺青イレズミカクシタ聖僧セイソウ。オ辞儀ジギサセタイ校長コウチョウサン。「ハナシ編輯長ヘンシュウチョウチタイモノワラワレマイ努力ドリョク
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)